ボトム彫刻-KUBOTA作品の証
KUBOTAルビーモデル(加工の模様)






KUBOTAへ2Zから技術に付いて、お聞きした時の返信(原文)
遅くなりましたが、件のエングレービング(ENGRAVING)の気の効いた説明文ですが、中々思い浮かびません。

取りあえず、少し思い浮かんだ事を書いてみます。

参考になれば良いのですが、、、、。

この技法自体は、かなり古くからあるようですが、その歴史に関しては生来の勉強嫌いの性格ゆえ説明は割愛させて頂きます。

金属に彫刻する場合は、普通 日本ではタガネとハンマーで、こんこんと叩きながら模様を彫っていきます。深くほれる反面、彫った表面は結構荒れている物です。

その為に、彫った部分を光らすには、後でヘラがけをしなくてはならない事が多々あります。

私がやっているエングレーブは、もうご覧になられているように、特殊な形状の刃物で、シルバーの表面をこそげ取って行きます。

この方法は、削り取られた表面が、へらがけされたように綺麗に光ります。ちょうど、ダイヤカットされた貴石がキラキラ輝くのと似ています。もちろん、後でバフがけをして、更に輝きを強調しますが。

又、1つ1つの線を滑らかに弧を描くように表現するのにも適しています。

ですから、唐草模様等を彫ると、どの角度から見ても必ず連続してキラキラと輝いて見える部分が表れる訳です。この、キラキラ加減がこの技法の大きな特徴かと思います。

ただ、やはり熟練さが必要で、この世界では3年でやっと唐草らしきものが彫れると聞きます。


オーバーレイ(OVER LAY)の技法は、糸ノコがちゃんと使えないと話しになりません。まっすぐ引けないと唐草模様の滑らかなラインが凸凹になってしまいます。こうなれば、柄が台無しになってしまいます。

そして、その後はロウ付けです。ライターの面とパーツの面が隙間なく綺麗にあっていないと、ちゃんとロウが回ってくれません。又、バーナーの火加減も大切です。温度をあげ過ぎて、ライター本体が溶けてしまったと言う事もあるかも知れません。


やはり、手仕事の世界なので経験が物を言うようです?

取りあえずこんな所ですが、参考になりましたでしょうか?


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"ARTISAN KID"
Carving & Graving
Artisan Spirit by ATSUSHI KUBOTA